デザイン科学科より

第1回「出張!デザカ」報告

第1回出張!デザカin 岳陽中
 VD(ビジュアルデザインコース)2年生が、コース授業の一環として中学校を訪問し、中学生と一緒に作品制作を行いました。
 デザインを学ぶ上で、世の中を知ること、他者の言葉を聞くこと、伝達することなどはとても重要な要素です。
 この企画では、近隣の中学校などにお邪魔し、作品制作を通して交流させていただきます。中学生との交流をとおして、次の2点の効果を期待しています。
 ①中学生に制作の楽しさや達成感を味わってもらうことで、さらに若い世代にも美術やデザインへの関心を高めてもらう。
 ②デザイン科学科の取組を地域社会に知っていただくことで、今まで以上に美術・デザインの可能性を感じてもらう。

 ■8月1日(火)~2日(水)岳陽中学校での様子 *福島民友新聞(8/15付)に記事が掲載されました。
  
  挨拶、自己紹介などの後、参考作品を紹介し、制作がスタートしました。題材は「幾何構成」です。
    
  デモンストレーション役、指導役に分かれて、中学生をサポートしました。
    
  完成した作品について、意図や感想を伝え合いました。

 初めての活動ということで、中学生・西高生ともに緊張していたようですが、とても楽しく進めることができました。中学生からも嬉しい感想をいただけたので、おおむね成功であったと思っています。岳陽中学校の先生方、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
 VDコースの生徒にとっても、社会とつながること・他者の言葉を聞き寄り添うことから、デザインの本質を学ぶことにつながるであろうと考えますので、今後ともご理解とご支援をよろしくお願いします。
 *第2回は夏休み後半、福島第一中学校に出張させていただきます。