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2018年1月の記事一覧

"復興からイノベーションへ”に参加しました

第2回ふくしま県民公開大学“復興からイノベーションへ”
 [1月20日(土)とうほう・みんなの文化センターにて開催]
 前半は、高校生や大学生によるこれまでの取り組みや研究の発表、後半はパネリストを交えてダイアログ、という構成で、中学・高校・大学生約120名が壇上で意見交換を行いました。パネリストは自民党の小泉進次郞さん、文化庁長官の宮田亮平さん、クリエイティブディレクターの佐々木宏さん、宇宙飛行士の山崎直子さんという、大変豪華な顔ぶれで、その効果もあってか、多くの方が会場に集まっていました。   

       
         
        [宮田さんと小泉さん]
 まず、パネリストの宮田さんが「命」をテーマに即興で文字を描かれる姿に驚かされました。「自由に、人を愛し、生きよ。」という一貫したメッセージに心が熱くなりました。

                    

 生徒会で参加していた、数理科学科2年、生徒会長の星くんからは、人工知能の発展によるシンギュラリティについての質問が出されました。パネリストのみなさんそれぞれの視点から、人工知能が人間を越えることができない理由や、人工知能を活用する場面の提案などの回答があり、とても勉強になりました。


                 
 VDコースの2年生も11名で参加してきましたが、遠藤さんからの「福島の魅力を伝えるポスターを制作していますが、そもそも魅力とはどういうものなのでしょうか?」という質問に対しては、佐々木さん、宮田さんから貴重なアドバイスをいただき、その考え方の多様性に感激しました。
     

 私たちは普段、復興から未来へ、というテーマを身近なものとして感じているだろうか、ということを考えると、少し漠然と捉えていたような気がします。未来を作るために新しいことを始めたり、何かを変えようとすることは容易ではないかもしれませんが、今よりも良くなる未来を想像して、行動に移すことはとても大事であると思います。改めて、私たちが福島の今後を背負っていく世代なのだということを意識する、貴重な機会となりました。