文芸部

第22回福島県高等学校総合文化祭文芸部門大会に参加してきました。

2024年11月3日 12時19分

2024年10月30日(水)に、表記の大会に参加してきました。

今年度は本校が運営にあたっていたので、自分たちで受付や会場整備、開・閉会式の司会進行などをやりました。

緊張しましたが、何とかうまくやり遂げることができました。

 

午前中は詩・短歌・俳句・散文・文芸誌の各分科会に分かれて講師の先生方から講義を受けました。

 

↑俳句分科会の様子

 

↑詩分科会の様子

【各分科会に参加した部員の感想】

・書けるまで机の前を動かないというお話がとても印象に残りました。内容が思いつかない時に実行してみたいと思いました。
・文芸部誌では、新聞の特徴について学びました。小説などを書く時にも使えるものが多かったので興味深かったです。
・うまく小説を書く方法を学んだ。特に、起承転結の、「転」の部分から物語を作るということが印象に残った。今後の活動に活かせるかもしれないと思った。
・散文での分科会では他校の生徒との交流でアイディアを交わすことで今より良い発想が可能になると考えました。
・短歌に参加しましたが、短歌はリズム感が大事だということが分かりました。特に下の句は字余り、字足らずにならないようにし、上の句でインパクトを与えるのもひとつの手だと仰っていたことが一番心に残りました。
・分科会では俳句を詠みました。いつもは季語も文字数も守れなくて俳句なのかと疑うものしか作れなかったのですが、講師の先生のおかげで「俳句」のかたちをしたものができました。
・詩の分科会に参加しました。様々な書き方や展開の仕方があること、他人が見るときにどう見られるかを考えるなど、多くのことを学びました。また、他校の人の作品の感想を発表したり、逆に感想をもらったりと、他校の人とも交流出来ました。

・大きな表現から小さな表現の流れで書く。締め切りギリギリではなく余裕を持って校閲ができるようにする。キャラクターや設定に一工夫を持たせる。など客観的な指導をいただき普段では得られないような体験ができました。有意義な時間だった。またこのような体験ができればいいな、と思う。

 

午後は小説家のくどうれいんさんの講演会がありました。

【講演会を聞いた部員の感想】

・作品を作る上での心構えや、考えを知ることが出来ました。そして、書くことを好きでい続けるということがとても勉強になりました。
・とても気になる話が多くて将来的にもタメになるようなことを聞けて良かったと思います。
・作品を作る熱量と向き合う態度などが伝わりました。また、心構えや考え方など様々なことを学び、とても良い公演でした。
・講演会ではれいんさんの高校時代のお話や岩手への思い、そして書き続けることが大事だという書くことへの向き合い方を学ぶことができました。また、書くことを生活に取り入れて習慣化するとよいというアドバイスを心に留めてこれからも私も書くことを続けていきたいと思いました。
・作家は才能のあるごく一部の人しかなれないものだと思っていたので、今日くどうれいんさんのお話を聞いて、「作家」という職業が身近に感じました。今日お話ししていただいたことを部活動に活かせるようにしたいです。
・初めて作家さんのお話を聞けて、これから自分が書く時にためになることばかりで楽しかった。
・ものを書く姿勢など、れいんさんは思ったよりエネルギッシュな方だと感じました。自身と向き合って文章を書くことと同じくらい、その文章を俯瞰して読む「外」からの姿勢が大事だというお話が心に残りました。
・思いついたことはすぐに書き留めることや作家は誰にでもなれることなどとても勉強になりました。

 

最後に表彰式があり、県コンクールの入賞者に賞状が授与されました。

 

 

受賞者については本校正門に看板も立てていただきました。

 

これを励みにまた頑張っていきたいと思います!