…デザイン科学科の、日々の制作のようすをご紹介します…
1年生は、美術・デザインについて幅広く学び、1年間かけて知識や技術を得ていきます。
2、3年生は3つのコースに分かれ、それぞれの専門分野について学びます。
クラス全員が美術やデザイン好きの仲間であるため普段はとても和気あいあいとしていますが、制作となると表情は一変し、一人ひとり真剣な目で作品と向き合っています。
1年生
新しい環境にも慣れて、元気にさまざまな制作活動に励んでいます!
FA (ファインアート)コース
●2年生
木炭デッサン 油彩(F15号)
■3年生
油彩(F30号) キャンバス張り
VD (ビジュアルデザイン)コース
●2年生
鉛筆デッサン 福島市記念品デザインの説明会
■3年生
鉛筆デッサン講評会 平面構成
MA (メディアアート)コース
●2年生
Macで制作中 CG制作
■3年生
Macで制作中 CG制作
VDコース3年生
昨年度から取り組んできた企業連携事業「ふくしま&あづまウェルカム広場づくり事業」の現場制作のため、あづま総合運動公園大駐車場で塗装作業を行いました。
野外制作のため、お天気の影響を受けたり、植物が落ちてきたり虫が来たりと大変なこともありましたが、5m×40mの路面一杯に刷毛やローラーで絵を描くのはとても楽しく、来園されたみなさんから激励の言葉をいただいたり差し入れをいただいたりしながら、和気あいあいと作業を行いました。
公園事務所の方々の手厚いサポートのおかげで、予定通りに作業が進み、満足のいく作品にすることができました。
応援に来てくださったみなさま、保護者のみなさま、事務所のみなさま、本当にありがとうございました!
1日目▶4月30日(土)
塗料の説明を伺ってスタート 刷毛とローラーで2層塗りします
2日目▶5月3日(火)
広い路面のため、チームワークを生かして塗り進めました
3日目▶5月4日(水)
サインを入れて完成です
おつかれさまでした!
御礼
3月31日(木)~4月3日(日)の日程で開催した、デザイン科学科1年5組展「Growing Chicks」にご来場いただいたみなさま、お忙しい時期にも関わらず足をお運びいただき本当にありがとうございました。
開催期間中、作品についての貴重なご意見をたくさんいただきました。2年生以降、さらに美術やデザインを深く学んでいく生徒たちにとって、大きな励みになったと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
■ウクライナ避難民への募金について
・募金総額…30,462円
4月6日(水)、福島民報社「教育福祉事業団」、福島民友新聞社「愛の事業団」に訪問し、15,231円ずつ寄付させていただきました。
ご協力ありがとうございました!
福島西高等学校デザイン科学科1年5組展「Growing Chicks」
●デザイン科学科で1年間、アートやデザインについて学んできた40名が、「今表現したい作品とは?」という問いに対して応えた作品を展示します。
●1年間一緒に学んだ普通科1年生の各クラスにも、写真提供のご協力をいただいています。どんな展示になるか、お楽しみに♪
●感染防止対策を行いながらの開催となります。マスク着用でおいでください。
●会期 3月31日(木)~4月3日(日) 9:00~17:00
※初日は13:00から、最終日は15:00まで
●会場 コラッセふくしま5階 プレゼンテーションスペース(福島市三河南町1-20)
●内容 油彩画、水彩画、CG、立体、映像、漫画など
1年生より「ご卒業おめでとうございます!」
2つの小学校から依頼をいただき、卒業記念の黒板アートを描かせていただきました。いずれも3月23日(水)にお披露目されました。さまざまな制限の中で卒業していく6年生の未来が、明るく希望に満ちたものになりますように。
①出張!デザカ・黒板アートin杉妻小学校 2022.3.19(土)
5名で制作。「ゲートを越えて未来へ進もう!」校長先生に喜んでいただけました!
②出張!デザカ・黒板アートin瀬上小 2022.3.20(日) ※西高で制作
A.1年生:はとチーム
B.1年生:うさぎチーム
C.力強いサポーター・24期卒業生チーム
VDコース2年生
「出張!デザカin南向台小学校」2022.3.12(土)
「未来へ向かって元気よく進もう!」というテーマをもとに、黒板アートなどを制作させていただくようになって5年目となる今回、立体的な作品をメインに、子どもたちが参加できるアートをサプライズプレゼントしました。
「夢のなる木」と題して室内に2本の木を設置し、子どもたちに「自分の夢」を書いた葉っぱを取り付けてもらう、というものです。他にも、窓ガラスにステンドグラスのような装飾をつけたり、部屋に子どもたちを誘導する看板や、作品タイトルをチョークで描きました。
後日、小学校の校長先生から、子どもたちがとても楽しそうに葉っぱを書いていたという報告をいただきました。見るだけでなく、参加する形でアートを体感し楽しんでもらおう、という目標が達成でき、大きなやりがいを感じることができました。子どもたちには、この作品をとおしてもの作りや表現活動に対し、さらに関心を高めてもらえたら嬉しく思います。
●公開収録イベント「わたしたちの”物語”」朗読会 U-29
~映像制作からイベント当日までのドキュメント~
・3/18(金) 19:30~20:15 NHK総合・福島県内
デザイン科学科1年生6名、東京大学・明治大学・福島大学・郡山女子短大の学生、合わせて11名が
番組に届いた手紙を元に差出人を取材して朗読会で流す映像を制作し、イベント当日もステージに出演しました。
*「わたしたちの”物語”」朗読会 U-29 とは
震災で大きな被害があったわけではないけれど、ちょっとした心の傷を持ったまま11年間を過ごしてきた方からの手紙を朗読するイベント。2月11日(金)いわきアリオスにて。
VDコース2年生「ふくしま&あづまウェルカム広場づくり事業」
この事業は、あづま総合運動公園大駐車場にある「ウェルカムボード」前を
県民や来園者の新しい憩いの場所にするという目的で始まりました。
2月28日(月)、デザイン選考会が行われ、10名がプレゼンテーションをさせていただきました。
選考の評価基準は、以下のとおりです。
・コミュニケーションの場としてふさわしいか
・駐車を控えてもらうために効果的なデザインか
・ウェルカムボードとの調和
・駐車場や注意の景観との調和
・管理・維持のしやすさ
2月に本校で開催した「西高展」における市民投票、選考会での1次選考、2次選考を経て
齋藤そらさんのデザインが採用となりました。
今回のデザインは、作品を1つの絵として見るのではなく
もともとあるウェルカムボードと、周囲の景観との相性、目的性に合わせるという
難易度の高いものでしたが、みんな熱心に調査研究して仕上げてくれました。
次年度、現場で塗装作業を行うことになっているため
地元のみなさんから愛される公園広場になるよう、しっかり完成させていきたいです。
VDコース2年生
吾妻山麓醸造所さんとの連携事業として
昨年9月から「ふくしまシードル」のラベルデザイン制作を行い
1月13日、完成プレゼンテーション会がありました。
醸造所の社長さんと、醸造家さんにおいでいただいて、デザイン原画、コンセプトについてご説明しました。
醸造所さんの企業理念をもとに、要素や色などを検討して考案したデザインは
それぞれ、地元福島県や商品への思いがたっぷり込められています。
10点の中から2点選ばれ、今年度のラベルとして採用されることになっているため
結果の発表まではドキドキしますが、いずれ、商品になって販売されるのがとても楽しみです。
1年生より「しあわせのおすそわけ」
今年は特に夏以降、新型コロナウイルスの感染拡大によって
心配することが数多くありました。
現在、福島県内の感染の波は少し落ち着いていますが、今後の心配はなかなか消えません。
そのような中、医療従事者のみなさんが長い間大変な思いをされていることに対し
自分たちにできることをしたいと考えたことがきっかけとなり
11月、フォトブック「しあわせのおすそわけ」が出来上がりました。
●12月27日(月)、大原綜合病院に伺い、フォトブックを50冊お渡ししてきました。
デザイン科学科の1年生40名がみんなで制作したフォトブックは
心がほっこりするような写真が40枚並んでいます。
見て下さる方々の癒しになれば、嬉しいです。