2017年8月の記事一覧

第1回「出張!デザカ」報告

第1回出張!デザカin 岳陽中
 VD(ビジュアルデザインコース)2年生が、コース授業の一環として中学校を訪問し、中学生と一緒に作品制作を行いました。
 デザインを学ぶ上で、世の中を知ること、他者の言葉を聞くこと、伝達することなどはとても重要な要素です。
 この企画では、近隣の中学校などにお邪魔し、作品制作を通して交流させていただきます。中学生との交流をとおして、次の2点の効果を期待しています。
 ①中学生に制作の楽しさや達成感を味わってもらうことで、さらに若い世代にも美術やデザインへの関心を高めてもらう。
 ②デザイン科学科の取組を地域社会に知っていただくことで、今まで以上に美術・デザインの可能性を感じてもらう。

 ■8月1日(火)~2日(水)岳陽中学校での様子 *福島民友新聞(8/15付)に記事が掲載されました。
  
  挨拶、自己紹介などの後、参考作品を紹介し、制作がスタートしました。題材は「幾何構成」です。
    
  デモンストレーション役、指導役に分かれて、中学生をサポートしました。
    
  完成した作品について、意図や感想を伝え合いました。

 初めての活動ということで、中学生・西高生ともに緊張していたようですが、とても楽しく進めることができました。中学生からも嬉しい感想をいただけたので、おおむね成功であったと思っています。岳陽中学校の先生方、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
 VDコースの生徒にとっても、社会とつながること・他者の言葉を聞き寄り添うことから、デザインの本質を学ぶことにつながるであろうと考えますので、今後ともご理解とご支援をよろしくお願いします。
 *第2回は夏休み後半、福島第一中学校に出張させていただきます。

デザイン科学科「MAコース」のご紹介

 MA(メディアアート)コースでは、コンピューターを主に使い、DTP(コンピューターでデータを作成し印刷物を作ること)、3D、映像、アニメーション、インタラクティブ(コンピューターを通した対話ややりとりのこと)な表現などについて学んでいます。

 *3Dプリンターで製作したクッキー型と、実際に作ったクッキー。
  
 *レーザーカッターを利用して製作したコンセントカバー。
  
 *レーザーカッターはこんなに細かい形までカットすることができます。
  

 *Macを使いこなし、様々な表現活動を行っています。
 

 プログラミングによるアート作品に挑戦するなど、他の高校では経験できない表現技術をたくさん学ぶことができるのがMAコースです。その成果は、12月の「卒業制作展」や2月の「西高展」でご覧いただけますので、楽しみにしていてくださいね。