デザイン科学科より
2020応援缶バッジのデザイン、完成!
2020年東京オリンピック・パラリンピックの福島市開催に向け、私たちデザイン科学科は市民応援団として、缶バッジのデザインを制作させていただきました。
2年生のビジュアルデザイン(VD)コース、メディアアート(MA)コースの25名が担当し、5月初旬より、複数の授業課題と平行しながら制作を進めてきました。
6月には、福島市職員の方をお招きしてプレゼンテーションを行い、そこでいただいたご意見をもとに、再度デザインを調整して、7月下旬、ようやく完成させることができました。
7月29日(月)、福島市長さんにデザインを贈呈することとなり、代表生徒4名で、福島市役所に伺いました。
市長さんとの懇談、TV局と新聞社の取材もあって、とても緊張しましたが、私たちが常に頭に置きながら学んでいるデザインの考え方について、市長さんが共感してくださり、とても感激しました。
現在、機能性だけではない、デザインの幅広さが注目を集めています。今回の私たちの制作は、デザインを通して楽しんだり、盛り上がったりしていただくことを目的としています。
2020応援缶バッジが、さまざまな場面で活用され、たくさんの方に届く日が待ち遠しいです。
[毎日新聞(7/30)、福島民報新聞(8/1)、福島民友新聞(8/2)に記事が掲載されました]
多摩美術大学のオープンキャンパスに行って来ました!
7月13日(土)、デザイン科学科2・3年生36名で、東京都八王子市にある多摩美術大学(多摩美)のオープンキャンパスへ参加しました。
多摩美はとても人気のある美大で、例年、本校からも複数名が入学しています。
デザ科は2年時から専門コースに分かれるため、それぞれ自分の関心のある学科を優先的に見る、ということで、全体説明会の後は自由行動となりました。
全体説明会 行きたい学科に向けて出発! 集合写真(手前は野外作品)
片道約5時間かけての移動だったので、見学よりバスの中にいる方が長い一日でしたが、楽しく有意義な時間を過ごしてこれました。2年生は進路希望を明確にするきっかけにできたと思います。
3年生はあと数ヶ月で受験です。この日感じた憧れの気持ちを原動力にしながら、頑張って欲しいです。
多摩美のみなさん、ありがとうございました。
「第73回福島県総合美術展覧会」結果のご報告
第73回県展において、合計 29点 の生徒作品が入賞・入選しました。
出品学校の中で、一番入選者が多い学校に贈られる「学校奨励賞」も受賞できました。
・洋画部門…入賞4点、入選24点
・彫刻部門…入賞1点
★福島県美術賞(大賞候補)
洋画 「対話」 3年 髙野詩音
★福島県美術奨励賞
洋画 「無言」3年 角田笑香
★青少年美術奨励賞
洋画 洋画 彫刻
「午前10時」3年 小林優美 「虚像」2年 七海瑠花 「友人」3年 菅野芽吹
■表彰式の様子[6月23日(日)]
こうした結果を励みに、これからも感性や技術を磨き、自分自身と向き合いながら制作していきたいと思います。会場で作品をご観覧くださったみなさん、ありがとうございました。
・会期 2019年6月14日(金)~23日(日)
・会場 福島県文化センター
「ピクトグラムデザインプロジェクト」制作開始!
VD(ビジュアルデザイン)コースでは、授業の一環で、外部の方々とのコラボレーション企画を実施しています。
3年生は、国土交通省福島河川国道事務所とコラボレーションし、ピクトグラムを制作させて頂きます。
これは、2020年東京オリンピックの福島市開催に向け、荒川沿いの案内看板をリニューアルする取り組みで、13名の生徒が、様々な施設のピクトグラムを考案します。
5月24日(金)午後の授業時間を利用して、ピクトグラムを作る施設の視察会に参加しました。
福島河川国道事務所の方にご案内頂きながら、福島市職員の方々にもご同行頂き、様々な施設を見学したり、体験したりしました。
サイクル広場 民家園 民家園
地蔵原堰堤 荒川資料館 四季の里
オリンピックの競技会場となる「あづま球場」については、コース内コンペも実施されるため、
良い緊張感を保ちながら制作していきたいと考えています。
完成発表は秋頃の予定ですので、楽しみにしていて下さい。
デザ科の日々 R1-①
1年生の様子
入学してから1ヶ月以上が経ち、制作活動の専門性が高まってきました。
みんな、一つ一つの制作に集中して頑張っています。
■構成の名物修行「溝引き」
構成は、デザインの基礎を学ぶ授業です。
「溝引き」とは、絵具、定規、ガラス棒、面相筆を使い、美しい直線を素早く引く技術です。
今回は、90本の直線を描きました。
2年生[ビジュアルデザイン(VD)コース]の様子
2年生から3つのコースに分かれ、1年生の時より専門性の高い内容になりました。
課題の多さで定評のあるVDコースですが、みんな集中して制作しています。
■静物デッサン(GW中の制作会)
教室を広げて、静物モチーフを設置し、鉛筆デッサンを描きました。
・モチーフ:束ねた新聞紙、植木鉢、長ネギ、ピーマン
完成後、全員の作品を並べて講評会を行いました。
■クラフトデザイン「マグカップデザイン」
オリジナルのマグカップを考案し、プレゼンボードを制作しています。
東京藝術大学見学会
東京藝術大学見学会 2019年4月22日(月)
[参加者]ビジュアルデザイン(VD)コース2,3年生28名
ファインアート(FA)コース2年生5名 合計33名
[内容]
1 デザイン科カリキュラム説明
2 デザイン科内見学(各学年のアトリエ、平面映像工房、立体工房)
3 デザイン科修士1年成果展見学(学内・プレゼンテーションルーム)
4 大石膏室見学
5 昼食(大浦食堂)
6 工芸科見学(陶芸、鋳金、鍛金)
7 西高デザ科卒業生による、油画科・先端芸術表現科の説明
8 質疑
正門(音楽学部側) デザイン科説明 大浦食堂前の野外スペース
バタ丼です! 箭内さんと
工芸科見学 鋳金の土間 鍛金のゴミ箱
西高卒業生による説明 集合写真 バスで福島へ
午前中は、福島県出身のデザイン科教授、箭内道彦さんに説明や案内をして頂きました。
箭内さんとは昼食まで一緒で、サインをして頂いたり、藝大大浦食堂名物「バタ丼」をご馳走になったりと、とても贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
午後は、工芸科の工房などを見学しました。教授の方々がとても丁寧に説明して下さったので、工芸の魅力を知り、興味が湧いた生徒も少なくなかったと思います。
最後に、FAコースから参加した生徒のために、卒業生に来て頂いて、油画科と先端芸術表現科の内容や、大学生活について伺いました。短時間ではありましたが、藝大で生き生きと学生生活を送る先輩と会えて、ますます意欲を高めることができたのではないでしょうか。
東京藝大は、デザイン科学科の生徒にとって憧れの美大です。けれども志願倍率が高く、合格するための困難が大きい大学でもあります。今回、学内の様子を見せて頂いたり、教授、助手の方々の人柄に触れたことで、憧れから明確な目標として意識を変える良い機会になったと感じます。特に3年生は、これから進路活動が本格化しますので、夢を叶えるために精一杯励んで欲しいです。
■見学会の準備、連絡、当日の案内まで、デザイン科助手のHさんには多大なご厚意とご協力を頂きました。改めて深く感謝申し上げます。
■当日、藝大の多くのみなさまにお世話になりました。楽しく貴重な経験をさせて頂いたことに、この場を借りて御礼申し上げます。
デザイン科学科1年6組展、終了しました!
デザイン科学科1年6組展ーFerris wheelー 終了
*3月28日(木)~31日(日) コラッセふくしま5F
会期中の週末は雨や雪が降ったりと天候が良くなかったにもかかわらず、
4日間で373名のお客さまにご来場頂きました。本当にありがとうございました。
この展覧会に向けて準備を進める中で、表現活動の楽しさとともに、作品を発表する責任感などを学ぶことができました。また、改めて西高の先生方、保護者のみなさま、地域の方々に支えて頂けていることを実感できました。
4月から始まるコース別学習も、これまで以上に頑張っていきたいと思いますので、今後ともご支援をどうぞよろしくお願いします。
展覧会のご案内★デザイン科学科1年6組展 ー Ferris Wheel ー
デザイン科学科1年6組展 ー Ferris Wheel ー
■日時:3月28日(木)~31日(日)
9:00~17:00 *28日は13:00より 31日は15:00まで
■場所:コラッセふくしま5F プレゼンテーションスペース
■内容:絵画、立体、デザインなど38名の生徒による自主制作作品の展示
「Ferris Wheel」は観覧車という意味で、
たくさんのゴンドラが一つになって回る観覧車と、クラスのイメージを重ねています。
授業の課題から離れ、それぞれが「今、表現したいもの」を色とりどりに制作しましたので、
ぜひご覧ください。
黒板アートを制作しました(南向台小学校)
ビジュアルデザイン(VD)コース2年生
出張!デザカ(黒板アート)in南向台小学校
3月2日(土)、福島市立南向台小学校にお邪魔して、サプライズの黒板アート・立体制作を行いました。
南向台小学校では、昨年に続き2度目の活動となります。先日デザイン科学科を卒業した3年生が制作したウミガメの黒板アートが大変好評で、「今年度もぜひ」とお声がけを頂きました。その期待に応えたいという思いから、デザイン案がなかなかまとまらなかったのですが、2月末の西高展終了後、無事にデザインが決まり、準備と練習に入ることができました。
テーマは「震災から8年。助け合い、感謝し、夢と希望を持って進もう!」です。
昨年の黒板アートは「海中」だったので、今年は「空」をステージに考えていきました。
南向台小学校の校長先生から、南向台はトンビ(猛禽類トビ)がたくさん飛んでいることを教えていただき、メインキャラクターをトンビにしました。さらに、空飛ぶ船を描きたいと考えていたため、冒険ファンタジーのようなイメージで、デザインを完成させました。
◆黒板アート(総制作時間:約7時間)
◆立体&誘導看板
立体は、新聞紙とガムテープを材料に、トンビやウサギなどの生き物をモチーフに制作しました。
◆完成作品(黒板アート・立体)
3月4日(月)朝、登校した小学生のみなさんは、どんなふうに作品を見てくれたでしょうか?
アートやデザインから発せられるメッセージは、言葉と同じくらい、心に刻まれるものであると思います。
小学生のみなさんが、表現活動の面白さを感じて頂けたら嬉しいです。
南向台小学校の先生方、ご協力ありがとうござました!
*** 3月8日(金)付 福島民友新聞、福島民報新聞に記事が掲載されました ***
「西高展」のご案内
デザイン科学科1・2年生の授業課題作品などを展示する「西高展」の開催が近づきました。
[日時]2月22日(金)~25日(月) 10:00~17:00 最終日は16:00まで
[会場]福島市民ギャラリー 福島市置賜町4-20
[展示内容]
・1年 生…自画像(油彩)
・2年FA(ファインアート)コース…油彩、彫刻
・2年VD(ビジュアルデザイン)コース…ポスター(手描き)、照明、CDジャケット
・2年MA(メディアアート)コース…ポスター(CD)、プログラミング作品、動画
デザイン科学科一同、みなさまのお越しをお待ちしております!