デザイン科学科より

デザカの日々⑤

 VD(ビジュアルデザイン)コース・3年生
 10月に入り、3年生は12月の卒業制作展に向けた作品制作が本格化しています。進路活動も並行して行っており、とにかく大忙しの秋です。
 今回ご紹介するのは、9月の授業課題「お菓子のパッケージデザイン」に取り組んでいる様子です。架空のお菓子を想定し、「企業名」「企業ロゴ」「ビジュアル」などを考えデザインする課題で、紙粘土などを使ってディスプレイ用のお菓子も作る、というものです。
  
            アクリルガッシュで着色。細かい部分は特に真剣です!

  
           既成のパッケージをもとに、自分で展開図を作りました。

   
     成分表はイラストレーターで作成。          抹茶味のお菓子を作っています。

 完成した作品はいずれ校舎内に展示する予定です。かなりこだわったデザインになっていますので、楽しみにしていてください。

第2回「出張!デザカ」報告

 VD(ビジュアルデザインコース)2年生が、コース授業の一環として中学校を訪問し、中学生と一緒に作品制作を行う企画、第2回目を実施しました。

 ■8月21日(月)~22日(火)福島第一中学校での様子
     *福島民友新聞(
8/23付)に記事が掲載されました。
 
 
      マスキングテープを貼るお手伝い。       制作の進め方をアドバイスしました。
  
  デモンストレーション。集中しています。      一人一言、コメントさせていただきました。

 参加してくれた中学生は、美術部員13名でした。とても意欲的に取り組んでもらえたので、嬉しかったです。絵具の混色の仕方、水の量、筆運びなど、気づいたところをアドバイスしましたが、終了後のアンケートで「楽しかった」「わかりやすかった」「高校生と一緒の制作が新鮮だった」等、嬉しい感想をたくさんいただけたので、実施して良かった、と思えました。

 今回の経験を生かして、今後もデザインの力やその魅力を伝えるために出張企画を行う予定です。

 


 
 

第1回「出張!デザカ」報告

第1回出張!デザカin 岳陽中
 VD(ビジュアルデザインコース)2年生が、コース授業の一環として中学校を訪問し、中学生と一緒に作品制作を行いました。
 デザインを学ぶ上で、世の中を知ること、他者の言葉を聞くこと、伝達することなどはとても重要な要素です。
 この企画では、近隣の中学校などにお邪魔し、作品制作を通して交流させていただきます。中学生との交流をとおして、次の2点の効果を期待しています。
 ①中学生に制作の楽しさや達成感を味わってもらうことで、さらに若い世代にも美術やデザインへの関心を高めてもらう。
 ②デザイン科学科の取組を地域社会に知っていただくことで、今まで以上に美術・デザインの可能性を感じてもらう。

 ■8月1日(火)~2日(水)岳陽中学校での様子 *福島民友新聞(8/15付)に記事が掲載されました。
  
  挨拶、自己紹介などの後、参考作品を紹介し、制作がスタートしました。題材は「幾何構成」です。
    
  デモンストレーション役、指導役に分かれて、中学生をサポートしました。
    
  完成した作品について、意図や感想を伝え合いました。

 初めての活動ということで、中学生・西高生ともに緊張していたようですが、とても楽しく進めることができました。中学生からも嬉しい感想をいただけたので、おおむね成功であったと思っています。岳陽中学校の先生方、生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
 VDコースの生徒にとっても、社会とつながること・他者の言葉を聞き寄り添うことから、デザインの本質を学ぶことにつながるであろうと考えますので、今後ともご理解とご支援をよろしくお願いします。
 *第2回は夏休み後半、福島第一中学校に出張させていただきます。

デザイン科学科「MAコース」のご紹介

 MA(メディアアート)コースでは、コンピューターを主に使い、DTP(コンピューターでデータを作成し印刷物を作ること)、3D、映像、アニメーション、インタラクティブ(コンピューターを通した対話ややりとりのこと)な表現などについて学んでいます。

 *3Dプリンターで製作したクッキー型と、実際に作ったクッキー。
  
 *レーザーカッターを利用して製作したコンセントカバー。
  
 *レーザーカッターはこんなに細かい形までカットすることができます。
  

 *Macを使いこなし、様々な表現活動を行っています。
 

 プログラミングによるアート作品に挑戦するなど、他の高校では経験できない表現技術をたくさん学ぶことができるのがMAコースです。その成果は、12月の「卒業制作展」や2月の「西高展」でご覧いただけますので、楽しみにしていてくださいね。

デザカの日々④

 夏季休業に入り、デザイン科学科では表現技術向上のため、全学年で「実技課外」を行っています。
 一部の日程で「学習課外」も重なっているため勉強に実技に大忙しですが、夢の実現のため、暑さに負けずに頑張っています。

 1・2年生の学習課外最終日、昼食休憩の時間を利用して、デザ科全学年の生徒が参加する「スイカ割り大会」を実施しました。
  
 目隠しをして5回まわり、ヨロヨロしながらも木刀で見事にスイカを叩き割ると、大きな歓声が。
 約70名で5つのスイカを食べましたが、冷えたスイカは本当に美味しく、午後から再開したデザ科課外の活力となりました。


*課外のようす*
VD(ビジュアルデザイン)コース
     
 日替わりのメニューをこなす2年生。この日は目・口、文字を使った構成課題に取り組みました。

       
  3年生は個別課題。美術系大学の入試を想定した課題に、真剣に取り組んでいます。

デザ科「学科説明会」を実施しました

「デザイン科学科 学科説明会」◆6月28日(水)16:30より実施
 ”デザ科とはどんなことを学ぶ学科なのか?”など、美術やデザインに関心を持つ中学生と保護者の方、指導に当たられる中学校の先生方の疑問にお答えすべく、学科説明会を実施しました。
 
[内容]
 3年間の学習活動について、各コースごとの学習について、進路状況や入試対策の方法についてなど。
    *生徒作品の展示会
  *作品を持参してくれた中学生の個別講評

  

 当日は90名以上のみなさんにご来校いただきました。みなさんの進路選択の一助となれば嬉しく思います。本当にありがとうございました。

デザ科の日々③

■2年VD (ビジュアルデザイン)コース
 5月から6月にかけて「西高の良さをデザインの力でアピールしよう!」という趣旨の題材、
「西高アピールキャッチコピー」の制作を行いました。
 言葉、レタリング、背景の構成と文字とのバランスなど、ビジュアルデザインの要素が画面内にたっぷり詰まっています。
 完成した作品はVD室の掲示板に展示し、さらに校舎内にも掲示してありますので、ぜひ作品に込められたメッセージを読み取ってくださいね。
  

■2年MA (メディアアート)コース 
 映像作品に使う画像を撮影する様子です。
 時間帯や天気によって変化する「色」を求め、熱心に活動しています。どんな作品ができるのか楽しみです。
   

■3年VD (ビジュアルデザイン)コース
 教育実習生T先生の実習授業がクライマックスを迎えました。
 写真の2階調化と色面分割、講評会の様子です。付箋で投票したり意見を述べ合ったり、作品の振り返りを行うことが、表現技術や発想力を高めることにつながります。温かい目で後輩たちを見つめ、指導して下さったT先生、ありがとうございました!
                             

デザ科の日々②

 教育実習が始まり、実習生のキラキラした姿が印象的な時期になりました。
VDコースには、3年前にデザ科を卒業した実習生T先生が来てくれました。
 現役美大生であるT先生は、デザ科の生徒たちにとって憧れの存在です。
 3週間、学校のいろいろなことを学びながら、後輩たちにデザイン業界の面白さを伝えてあげてくださいね。
           
    *5月25日、3年VD「平面構成」の講評を、T先生に行ってもらいました。
 条件を守る、モチーフの働きを見せる、見せ場の作り方、過密と空き…などなど「私も高校時代に○○先生によく言われました」と、ポイントを丁寧に話してくれました。
 同じデザ科だからこその説得力を感じました。T先生ありがとうございます。

デザ科の日々①

デザイン科学科では2年生から、それぞれの進路希望に合わせて3つのコースに分かれます。授業・部活を通して、課題も増えてきました。

 ■VDコースの様子をご紹介します♪

 ↓2年生…色の対比、レタリングの演習(アクリルガッシュ)
   
                              ↑3年生…静物デッサン(卓上・囲み)

 3年生の総合制作という授業では、各自、4月の題材として気になるデザインについて調査し、まとめました。
 写真は、プレゼンテーションの様子です。
   
 
           みんな、夢に向かって真剣に取り組んでいます!

平成29年度の授業がスタート♪

◆ 2年VDコース「デッサン」 授業の様子 ◆
 春休み課題「器を持つ手を想定し、鉛筆デッサンしなさい」
  作品講評が始まる直前の様子です。
  〆切間際まで必死に制作した成果を見せる場面。講評は緊張しますが、作品への取り組みを振り返り、自身の課題を見つける大切な機会なので、熱心に話を聞き、アドバイスをメモして今後に生かしています。
     
          [4月12日撮影]



デザイン科学科 第20回卒業制作展が開催されました

 昨年末、12月15日〜19日の5日間、福島市のAOZにて第20期生の卒業制作展が開催されました。
 今年度は、20回目の記念すべき卒展ということで、例年行っている展示とギャラリートーク以外に、卒業生による講演会も開催されるなど充実の内容となりました。
 生徒それぞれ、また保護者の皆様や関係各所にてご協力いただき、各方面での広報活動にも力を入れ、5日間で1057名のお客様をお迎えすることができました。
 本当にありがとうございました。


FA(ファインアート)コース
 油画や彫刻、デッサンなどのファインアート(純粋芸術)を中心に学んできました。12名が油画、1名が彫刻作品を展示しました。油画は、それぞれの表現によるF150号(2273mm×1818mm)の大作と彫刻の大型作品が並びました。



  
  

 






VD(ビジュアルデザイン)コース
 グラフィックデザインやプロダクトデザイン、クラフトなどの基礎を学んできました。12名が、それぞれにテーマを研究し制作しました。イラストレーションやパッッケージデザイン、ディスプレイデザイン、空間デザイン、テキスタイルデザイン、舞台衣装のデザインなど多様な分野の作品が並びました。
   

 

 








MA(メディアアート)コース
 映像表現やCG、アニメーション、メディア芸術などを中心に学んできました。今年は、例年に比べて映像作品が少なく、立体やインタラクティブアートなどが並んだのが特徴的です。写真やCG作品などの平面作品も並びました。












中学生のためのギャラリートーク

 12月17日(土)に恒例の中学生向けのギャラリートークを開催しました。
中学生、保護者の方など約50名ほどの皆さんに参加いただき、今年の卒展の作品解説などを行いました。







第20回卒業制作展 ワタナベサオリ氏 記念講演会

第20回卒業制作展 記念講演会 ワタナベサオリ氏 講演会
 第20回を記念して、卒展期間中の12月16日(金)に3年生を対象とした講演会を企画。デザインや美術の世界で活躍されている、多数のデザイン科学科OBの中で、今回快く講演を引き受けてくださったワタナベサオリさんをお迎えし、お話を伺いました。

 ワタナベサオリさんは、デザイン科学科の10期生で、現在フリーのストップモーション
(コマ撮り)アニメーターとして、活躍されています。

 作品の一部をご紹介しますと、
・NHKEテレのプチプチアニメ「ももんがぁモン」第11〜14話アニメーション・制作
・AGF「ティーハート キレイブレンド」WebCM 監督・制作
・出光興産105年記念スペシャルムービー監督・脚本
 などを手がけています。
 また、福島にゆかりの深い作品にも多数携わっておられ、「福島市こでらんに博」劇場用CM制作や「キビタンとたまご」監督・制作などを担当。
 2014年に「ふくしまからはじめよう。情熱大賞」を受賞されています。





先輩から後輩へのメッセージやユーモアを交えたお話に、会は終始和やかな雰囲気で進みました。笑いあり涙あり、優しく柔らかな語り口の中に、情熱を感じる、とても素敵なお話でした。
 デザイン科学科OBのデザイナーや作家活動をされている友人や先輩、後輩のお話、仕事をして行く上での人とのつながりのお話、自分の作品に対する思い、仕事に対する思い、そして福島に対する熱い思いを語っていただきました。
最後は、みんなでワタナベさんからプレゼントされたポストカードを手に記念写真。会の終了後も、ワタナベさんの周りに集まって悩み相談や質問をする生徒が後を絶たず、先輩後輩の絆をしっかり結んだ会となりました。

ワタナベサオリさん、どうもありがとうございました。益々のご活躍をお祈りしております!


デザイン科学科 実技講習会が行われました

 10月29日(土)30日(日)の2日間、デザイン科学科実技講習会が行われました。東京の美術予備校より講師を招いて、人物デッサン、石膏デッサン、手のデッサン、静物デッサン、視覚表現の5コースに別れて、指導していただきました。

ファインアート系 「人物デッサン」
 今回は、モデル2名の木炭デッサンを行いました。
 人物は、通常の授業ではなかなか描けないので、貴重な時間です。
 






デザイン・彫刻系 「石膏デッサン」
 石膏像(ジョルジョ)の鉛筆または木炭デッサン。
 講師の先生の、デモンストレーションを見ながら、石膏像の描き方をつかみます。
 






デザイン系 「手のデッサン」
 私立美大のデザイン科等の入試で出題が多い、手の鉛筆デッサン。
 今回は、「手と毛糸」。陰影に注意して描き込んでいきます。

 





デザイン系 及び 1年生 「静物デッサン」
 
毎年恒例の牛骨モチーフの鉛筆デッサン。やや大型のモチーフです。
 1年生も、4月当初に比べて、デッサンがかなり上達しています。
 毎日がんばっている成果です。
 






映像・メディアアート系 「視覚表現」

 与えられたテーマをもとに、自由に発想して物語(映像)を考え、6コマの絵で表します。
 今年のお題は「果てしなく続く」。独創的なストーリーが生まれました。

 

 




2日間、集中して制作に没頭しました。
これまでの成果を確認できたり、ステップアップできたりと、それぞれに有意義な講習会となったようです。お疲れさまでした。

第40回全国高等学校総合文化祭 美術・工芸部門参加

 デザイン科学科3年 三瓶夏希さんの作品が、福島県代表の5点に選ばれ、全国高等学校総合文化祭(ひろしま総文)に参加してきました。高総文祭は、文化部のインターハイです。全国から、さまざまな文化部の活動に携わる高校生が集結し、総合開会式を始め、各部門大いに盛り上がりました。

美術・工芸部門では作品展示の他、講演会、講評会、交流会等が行われ、7月30日、31日と参加してきました。

  
   
上が三瓶さんの作品。「月」油彩F50号。

    

油画、水彩、デザイン等の他、映像、立体等の作品もあり、レベルの高い作品が並びました。

デザイン科学科 行事報告

6月〜7月に行われた、主な行事についてご紹介します。

県北地区デッサン講習会(6月11日)

 県北地区の高校生(主に美術系進学希望者)を対象に行われました。例年通り、西高会場で、約180名の生徒が参加。本校1年生も、初講習会参加となりました。
    
  

学科説明会(6月28日)※中学生対象

 デザイン科学科では、例年6月に学科説明会を行っています。中学生のみなさん、保護者の方、中学校の先生方にデザイン科学科について詳しく知ってもらうための説明会です。
 学科、コースの学習内容の説明や生徒作品の展示・解説、入試の情報等をお話ししています。体験入学とは違ったメニューになっています。

親子勉強会(7月5日)

 デザイン科学科の恒例行事です。今年度は、多摩美術大学と新宿美術学院(予備校)の先生をお迎えし、美術大学進学についての情報や美術大学で学ぶ意義などについて、興味深いお話を伺いました。
    
個別相談。1年生も、美術大学でどんなことを学ぶのか、熱心に聞いていました。

美術大学オープンキャンパスツアー+美術館見学(7月16日17日)

 ここ数年企画されている1泊2日のバスツアーです。
 今年度は、1日目に国立西洋美術館、21_21Design Sight、ICC(NTTインターコミュニケーションアートセンター)、東京都美術館などをコース別に見学し、2日目に多摩美術大学、東京造形大学のオープンキャンパスへ。
 作品展示やワークショップを見学、体験し、美術大学の様子を詳しく知ることが出来ました。

      

デザイン科学科 第21回西高展が行われました

 去る1月28日(木)〜31日(日)まで、福島市民ギャラリーにおいて、デザイン科学科1・2年生による「第21回西高展」が行われました。
 「西高展」では、毎年、デザイン科学科の授業作品と放課後の美術部活動の作品を展示しています。
デザイン科学科生は、全員が美術部に所属し、放課後はもちろん、休日の活動日等にも制作活動を行っています。今年度も、様々なジャンルの力作が並び、多くの方に見ていただくことが出来ました。4日間の来場者数386名。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
 
 以下に作品の一部をご紹介します。

FA (ファインアートコース)
 主として絵画や彫刻などの純粋芸術(ファインアート)を学ぶコース。
 
油彩の「静物」「自画像」、彫刻(テラコッタ)作品の「動物」などが展示されました。

    

    

    

     

      

     
 
VD (ビジュアルデザインコース)
 主として平面や立体のデザインを総合的に学ぶコース。
 環境問題や社会問題を訴える「ポスター」、立体デザイン「照明器具のデザイン」が出品されました。

    

      

      


MA (メディアアートコース)
 主としてコンピューターを用いた映像表現やCG、新しいメディア表現などを学ぶコース。
 架空の映画「ポスター」、詩に映像をつけた作品、3DCG作品などが展示されました。 

 

          

    

  
1年
 1年時は、全員が同じ専門科目「素描」「絵画」「構成」「美術史」の授業を受けています。
 今回の展示では「絵画」の授業等で制作した油彩「自画像」、「構成」の授業等で制作した「平面構成」が出品されました。

  

  

   



第21回西高展のお知らせ

 平成28年1月28日(木)〜31日(日)まで、デザイン科学科・美術部の1、2年生による「西高展」が開催されます。
 現在鋭意制作中の「油彩・デザイン・映像」など様々なジャンルの作品が出品される予定です。
 是非、ご覧くださいますようご案内いたします。

 <会期>
  平成28年1月28日(木)〜30日(土)10:00〜17:00
         31日(日)最終日    10:00〜16:00

 <場所>
  福島市民ギャラリー(福島市置賜町4−20)
 (展示に関するお問い合わせは 福島西高等学校デザイン科学科まで)
 

 

 西高展ポストカード(表小).pdf

デザイン科学科 第19回卒業制作展が行われました

 去る12月10日(木)より、アオウゼにて開催されました「第19回卒業制作展」の模様をお伝えいたします。
 5日間でなんと867名ものお客様をお迎えすることができ、大盛況の内に会期を終えました。
 お忙しい中、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 また、3年目となる「中学生のためのギャラリートーク」にも多数の方が参加してくださいました。
 予想より人数が多く、少し窮屈になってしまいましたが、熱心に聞いていただきありがとうございました。

FA (ファインアートコース)
 主として絵画や彫刻などの純粋芸術(ファインアート)を学ぶコース。
 F150号の油彩がずらりと並びました。彫刻の作品も出品されました。

  
 
  
 
   

     

VD (ビジュアルデザインコース)
 主として平面や立体のデザインを総合的に学ぶコース。
 ポスター、家具などの他、今回は「古いものの価値を見直す」 デザインが多く展示されました。

  

  
 
  

  

MA (メディアアートコース)
 主としてコンピューターを用いた映像表現やCG、新しいメディア表現などを学ぶコース。
 アニメーション、映像、インタラクティブアートなどが出品されました。

  
  

  

 

 皆様からの温かいお言葉、叱咤激励、アドバイス、差し入れ…などなど、全て大変ありがたく、感謝申し上げます。
これから、多くが受験本番を迎える3年生ですが、この「卒展」を通して学んだこと、皆様からいただいたお言葉を胸に
デザイン科学科生としての誇りを持って、がんばって参ります。

 本当にありがとうございました。

デザイン科学科第19回卒業制作展のお知らせ

デザイン科学科 第19期生32名による、卒業制作展が行われます。

3年間美術に情熱を傾け、学んできた成果を作品に込めるべく、それぞれが制作に励んで参りました。
絵画、彫刻、デザイン、映像、
CGなど多様なジャンルに渡る、個性豊かな作品をどうぞご覧ください。

<会期>

 平成27年12月10日(木)       14:00〜17:00

         11日(金)〜13日(日) 9:30〜17:00

         14日(月)        9:30〜16:00

<場所>

 AOZ(アオウゼ)〒960-8051 福島市曽根田町118 MAXふくしま4階

         (展示に関するお問い合わせは、福島西高校デザイン科学科まで)

<その他>

 「中学生のためのギャラリートーク」12月12日(土)13:00〜

   卒展作品の見方や楽しみ方について、制作の様子なども交えてお話しします。

   デザイン科学科の3つのコースの学習内容がよく分かります。

   参加申し込みは不要です。当日13:00までに会場受付にお集まりください。
   (保護者、引率の方も参加できます)

 

 「進学相談コーナー」12月12日(土)14:00〜(ギャラリートーク終了後)

   主に、デザイン科学科に興味関心のある中学生(1、2年生も歓迎)を対象に進学相談等も受け付けます。


         

  

卒展ポストカード.pdf    

ギャラリートーク.pdf

デザイン科学科 実技講習会が行われました

11月14日(土)、15日(日)の2日間、毎年恒例の秋の実技講習会が行われました!
東京の美術予備校「すいどーばた美術学院」より講師4名をお招きし、
2日間みっちり作品制作に励みました。

ファインアート系「人物デッサン(木炭)」、デザイン系「石膏デッサン」、
デザイン系「手のデッサン」、「静物デッサン」、映像系「視覚表現」と今年は5講座を展開。
それぞれが、自分の希望に合わせて選択し、課題に一生懸命取り組みました。



人物デッサン。モデルのいる制作はなかなか出来ないので、集中して取り組みます。
さらさらと木炭を紙にのせる音だけが、室内に流れます。
 

  

石膏デッサン。先生のデモンストレーションを見学し、描き出しを徹底的にレクチャーしてもらいます。
難しいと思っていた石膏デッサンも最初のつかみ方が分かり、描くことが楽しくなりました。
   

手のデッサン。石膏デッサンのレクチャーも参考にし、描き出しを数枚練習してからの制作です。
ポイントを指導してもらいながら、完成度を高めていきます。
 

静物デッサン。ボリュームのあるモチーフですが、1年生もしっかり描けました。
入学時からのステップアップを実感できました。
 

映像系視覚表現。「物語がはじまる」という言葉から想像し、絵コンテと文章を考えていきます。
合評会では、先生の講評を受けるとともに皆の作品を鑑賞し、いろいろな視点や考え方に気づかされます。
  

「2日間疲れたけれど、とっても楽しかった!」
それぞれが、大きな成果を何かしらつかむことが出来た講習会でした。