デザイン科学科より

「ふくしま⇔のと・めぐるわっかPJ」の進捗について

ふくしま⇔のと・めぐるわっかPJは、みなさまからの応援、ご支援を励みに、石川県訪問の準備を進めています。 

先日、石川県輪島市門前町にある県立門前高校に伺って、事前打ち合わせを行いました。
その際に具体化できた内容についてお伝えします。

1.訪問日程

2024年12月17日(火) 
(金沢市内に一泊し、翌18日(水)に福島に戻ります)

2.訪問先

① 石川県立門前高等学校
② 總持寺通り仮設商店街

3.内容
① 門前高校の生徒さんから、震災の被害や学校や生徒のこれまでの取り組みなど、教えていただきます。
本校生徒からは、福島県が震災後にどう歩んできたか、これまでの美術やデザインの取り組みについてお伝えします。
その後、持参した作品集を見ていただきながら、交流する予定です。

②總持寺通り仮設商店街の方から、避難所での生活など、発災からこれまでの状況について教えていただきます。
また、本校生徒が持参した作品集を贈呈します。

 4.現地のようす(許可を得て撮影しました)

●石川県立門前高等学校 

 

●門前町庁舎に野球部の生徒さんのドラフト指名を祝う垂れ幕が。とても嬉しいニュース。

●門前高校の校門を出て、すぐ目に入る總持寺祖院。

 

●總持寺の石塀?が、崩れたままになっています。

 

 ●總持寺通り仮設商店街の一角。

 

●国道249号線、赤神漁港近くの景色です。雨が降っていて、副虹も出ていました!

 

●国道249号線、赤神漁港近くの景色。海に沈む夕日、美しかったです…。

 

 

 

 

 

 

 

 

デザカの日々 2024⑤ 1年生、制作のようす

1年生、制作のようす

11月ともなると、普段の制作にもますます力が入ってきます。

 

11月9日(土)、10日(日)に、本校デザイン科学科で実施している「実技講習会」があり
そこで初めて、進路希望ごとに別れた制作を経験しました。
 
後日、静物デッサン、手のデッサン、石膏デッサン、視覚表現の4つの講座で各自が制作した作品を
みんなで鑑賞しました。

●鑑賞会のようす

 

 

美術概論の授業では、F8号キャンバスに「自画像」を描いています。 

 

構成の授業では、環境省が主催する「チャレンジ・アワード2024」に応募するため、アートポスターの制作を行っています。

画用紙とケント紙の違いを確かめ、自分の表現したい画面に合った紙を選択して描いています。

 

仲間とともに、描くこと、表現することを楽しみながら、だんだんと美術系進路の話もできるようになってきました。今後、どんな作品を作っていくのか、とても楽しみです。

西高展では、1年生全員が「自画像」を展示します。また、「平面構成」も数点、展示する予定です。

楽しみにしていてください!

 

デザカの日々 2024 ④ VDコース、2年生の様子

VDコース2年生

ふくしま⇔のと・めぐるわっかPJでは5名が訪問活動を行う予定で、石川県訪問の準備をしながら
現在、進めているのは、1月末に開催される「西高展」に向けた作品制作です。

 

西高展で展示する作品の一つ、「ポスター」の制作に入る前に
描く感覚や材料、描画方法について新たな発見を促すための共同作業を行いました。

●校地、校地内でフロッタージュを集めている様子。屋上渡り廊下です。

 

●側溝の網蓋

 

●フロッタージュを集めた紙をつなぎ、長い画面にしました。

 

●マスキングテープスケッチ

 

●ゆらゆら筆で書く文字。「今」「イマ」「NOW」

 

●完成した作品の展示風景

 

●金工でキャンドルスタンドを作っているところ(クラフトデザイン)

 

VDコースでは毎日、さまざまな素材に触れながら制作をしています。

 

1,2年生の西高展も、楽しみにしていてください。

 

 

デザカの日々 2024③ VDコース、卒業制作のようす

VDコース、卒業制作のようす

卒展の告知がなされました。
搬入当日まで残り3週間を切り、作品の様子も日々、変わってきています。

VDコースは作品のジャンルが幅広いのが特徴で、共通して言えるのは「目的性」。
「~のために」という発想の種を育てて表現する方法は、各自の中にあります。
今年も、ポスター、グッズ、絵本、ファッション、アクセサリーなどなど、考え込まれた作品が完成する予定です。


12月13日(金)から始まる第28回卒展では、FA、VD、MA、3コース38名の作品をご覧いただきます。

みなさまのご来場を楽しみにしております。

がんばろう、西高デザ科28期生!

 

エシカル消費への推進活動について

昨年度より、県の消費生活課と連携をしながら進めてきました
「エシカル消費へのデザイン的推進活動」について
デザイン科学科3年生がデザインをした広告が
酪王牛乳と会津の牛乳の商品パッケージに掲載されることになりました。

お買い物の際には、ぜひ手に取ってみてみてください。

・出荷時期について
    会津の牛乳   11/1〜(30万本)                                酪王牛乳   11/18〜(50万本)

       

★受賞報告★ふくぎんフォトコンテスト

ふくぎん2025カレンダーフォトコンテスト

●佳作賞

デザイン科学科1年 菊地結生「故郷」

福島銀行の「ふくしま地域元気プロジェクト」第2弾となる
高校生向けの写真コンテストで、1年生が大健闘!

★受賞報告★デザイン科学科MAコース

この度、福島県が主催している「Fukushima Next Creators Challenge 2024」にて、本校デザイン科学科MA(メディアアート)コースの生徒4名が受賞しました!

 

●Fukushima Next Creators Challenge 2024●

・動画部門  高校生の部 最優秀賞    渡邉美波(3年5組)

・動画部門  高校生の部 優秀賞     佐藤 凛(3年5組)

・動画部門  高校生の部 審査員特別賞  八巻天希(2年5組)

・静止画部門 高校生の部 優秀賞     佐藤 凛(3年5組)

・テーマ部門 高校生の部 審査員特別賞  若勢桃葉(2年5組)

 

なお、受賞作品等は下記リンクよりご参照いただけます。

https://mediaart-fncc.com

 

[事前告知]クラウドファンディングにご協力ください!

VDコースより

「私たちを石川県に訪問させてください!」

今年の1月末スタート、4月に作品展と募金活動を行い、それを義援金として被災地にお送りした「ふくしま⇔のと・めぐるわっかPJ」は、次に、生徒の作品を作品集にして被災者の方々に直接お渡しし見ていただく、という交流をさせていただくために、印刷費と生徒5人+引率1名の旅費について、クラウドファンディングでご協力をお願いすることとしました。
現在、CAMPFAIREという会社のクラファンで、サイトの準備中です。
10月初めごろには公開される予定で、作品ポストカードなど、生徒の気持ちが込められたリターン品を準備していますので、ぜひご協力をお願いいたします!

●10月に公開予定、準備中のプロジェクトページです。

 

 

風とロック芋煮会2024にご協力しました!

VDコース2年生
9月7日(土)、8日(日)の2日間、郡山市の開成山公園で開催された「風とロック芋煮会2024 イモニーシンフォニーFURUSATO」で、イモニー大喜利のステージ用屏風&来場客のフォトスポットとして、「イモニー屏風」を作成してご協力させていただきました。
「福島の魅力を発信する」という連携事業、3回目のご協力となる今年度は、昨年までの会場と違うため、フォトスポットの運営の仕方については新鮮な感覚でしたが、お客さんに喜んでいただけるように、という気持ちは例年通りで、多くの方々とお話しすることができ、とても嬉しい時間を過ごさせていただきました。また、メインステージが近く、仕事をしながらもライブの雰囲気をたっぷり味わうことができたため、音楽の力で大きな活力をいただくこともできました。

●内堀知事が来てくださいました!

●屏風がステージ上に!!

 とても暑い2日間でしたが、充実した2日間になりました。
主催の風とロック、福島民報社さんをはじめとした、お世話になったすべての皆さまに感謝いたします。ありがとうございました。

 

 

しゃくなげ祭「めぐるわっかPJ展」御礼

VDコースより

8月31日(土)、9月1日(日)に開催した公開しゃくなげ祭で、ふくしま⇔のと・めぐるわっか展を実施しました。
当日は多くのお客さまにご来場いただき、作品を見ていただけて嬉しかったです。

[特別賞(事務長賞)]受賞!!
また、会場で募金活動も行わせていただきました。ご協力いただいたお金をもとに、展示した作品の「作品集」を作成します。その作品集を持って、VDコース2年生5名が石川県を訪問し、能登半島沖地震の被災者の方と交流させていただきたいと考えています。

今後とも、コースの活動をどうぞよろしくお願いいたします。

「福島県グローバル人材育成基金」ロゴマークをデザインしました!

VDコース3年生

「福島県グローバル人材育成基金」は、福島県の高校生の海外研修、探求型プログラム等を支援し、趣旨に賛同する企業や個人からの寄附を募るために設立されました。

4月、基金のロゴマークを制作して欲しいとのご依頼があり、VDコース3年生6名が制作に取り組ませていただきました。

「福島県」「躍動感」「世界に羽ばたく」などのイメージをもとにデザイン画を制作し、プレゼンテーション会を経て決定したロゴマークは、福島県から飛行機で飛び立つ様子に高校生の将来像を重ね、明るく軽やかな色と形で仕上がっています。

今後、多くの高校生が海外留学を経験し、そこで得た知見や経験を将来に生かしていけるようにと願います。

 

◎ 最優秀賞 (採用) 佐藤 そよ  さん

 

●優秀賞 齋藤 恵俐香  さん  佐藤 恵里花  さん

●特別賞

・ドリーム賞 石井 流羽  さん       ・フューチャー賞   齋野 世奈 さん      ・ パッション賞  佐藤 来春  さん

 

 

FCT「ゴジてれChu!」で黒板アートを描きました!

VDコース2年生

「ゴジてれChu!」30周年を記念した「カレンダー企画」への協力、という依頼をいただいたのが、3月末のことでした。

当時、黒板アートの経験がなかった2年VDの生徒たちは、初めての黒板アート制作となったのが4月の「出張!水保小」。2度目のチャレンジとなったのが、大きな期待と責任を背負うこととなる「ゴジてれ」特別企画でした。不安を抱えながらも、5月半ばからみんなで意見交換を重ね、2度のロケを経て仕上げた作品は、見て楽しく、質も高い、とても見ごたえのある黒板アートになりました。

さらに今回、TV中継の中で「作品を消す」ところまでお見せすることとなったため、黒板アートの醍醐味である「消すまでがアート」をリアルにご覧いただける貴重な機会となりました。

ご覧いただいたみなさまに、生徒たちの頑張りと、黒板アートの魅力を感じて頂けていたら幸いです。

ここまでお世話になった、福島中央TVデスクをはじめとする制作スタッフのみなさま、アナウンサーの直川さん、描かせていただいたアナウンサーのみなさま、本当にありがとうございました。

 

●ロケ①5月21日(火)…放送日:7月19日(金)

 

・ロケ後の打ち合わせ

 

●ロケ②6月18日(火)…放送日:7月22日(月)

 

・ロケ後の制作

 

●中継日 7月23日(火)

 

デザカの日々 2024② 福島県立美術館に行ってきました。

1年生

夏期デザ科実技課外の初日は、福島県立美術館の観覧会でした。

午前中の学習課外が終わった後、福島県立美術館に行って、企画展と常設展を観覧してきました。

はじめに学芸員の方から、展示の見どころをご説明いただいてから、自由観覧行動となりました。

美術やデザインに関心の高いデザ科の仲間同士で展覧会に行くと、通常よりも深く鑑賞できるものです。

友人と一緒に観たり、一人で好きなように観たり…それぞれの観覧スタイルで美術館を楽しんでこれて、大変有意義な時間になりました。

 

 

FCT「ゴジてれChu!」に出演します!

VDコース2年生

FCT福島中央テレビさんとの連携企画で、「ゴジてれChu!」30周年記念企画で、黒板アートを描いています。

5月から準備スタート、ロケなどを経て、放送日を迎えました。

ぜひご覧ください!

 

1回目 7月19日(金)18:30頃の天気予報の後(放送終了)

2回目 7月22日(月)18:30頃の天気予報の後

3回目 7月23日(火)18:30頃の天気予報の後(学校から生中継です!)

 

デザカの日々 2024① 1年生のようす

1年生の制作のようすをご紹介します。

入学して3か月が経とうとしています。学習、行事準備など毎日忙しく過ごす中で、少しずつチームとしてのまとまりが見えてきています。1年生が実技の専門科目に取り組む様子について、一部ですがご紹介します。

 

4月 

「構成」溝引き

 

5月

素描「円柱のデッサン」

「美術概論」透明水彩画

「美術概論」静物油彩

 

6月 

「構成」ボトルのラベルデザイン

素描「木炭デッサン」

募金のご協力、ありがとうございました!

ふくしま⇔のと・めぐるわっかPJ展

(5月17日まで、校内で41点の作品を展示しています)

●能登半島沖地震で被災されたみなさまに心を寄せる企画として、見てホッとしたり楽しめるような作品を制作しました。

 

4月27日(土)に実施されたPTA総会の当日、

VDコース2年生が、保護者のみなさま、教職員や生徒のみなさんに募金の呼びかけを行い

集まった金額は、60,300円でした。

作品展示と募金活動について記事にしてくださった、福島民友新聞社・福島民報社の義援金受付窓口を通して

全額を被災地支援のためにお送りします。(2社に半額ずつお預けしました)

ご協力いただいたみなさまに、心より御礼申し上げます。

 

 

消費者支援功労者表彰ベスト消費者サポーター章として選定されました!

デザイン科学科3学年より
昨年度総合的な探求の時間で福島県消費生活課より依頼を受けて活動した「エシカル消費に関するデザインの提案及び活動」が、消費者庁より消費者支援功労者表彰ベスト消費者サポーター章として選定されました!

内容については、下記リンクよりPDFデータがご覧いただけます。

消費者庁HP
 

「ふくしま⇔のと・めぐるわっかPJ展」

 

令和6年能登半島沖地震で被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

このたび、デザイン科学科VDコース主催の企画として、被災地の皆さんに心を寄せ、少しでも温かい気持ちになっていただけるような作品を、という思いで、1月末から準備・制作してきた生徒39名の作品を展示します。ぜひご覧ください。

●会期:4月27日(土)~5月17日(金)

●会場:福島西高生徒ホール前廊下、ほか

●4月27日(土)PTA総会当日、会場で募金活動を実施する予定です。集まったお金は、被災地支援のための義援金とします。みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いします。

 

出張!デザカ 水保小学校の黒板アート、完成!

VDコース2年生

●4月13日(土)制作、2年VDコース6名

福島市立水保小学校では、昨年4月、創立150周年を祝うというテーマで、黒板アートを描かせていただきました。

今年度も「151周年は新しいスタートの年」というテーマで、子どもたちを後押しするような黒板アートを描いて欲いというご依頼をいただき、春休み中から準備と練習を始めた2年生が担当しました。

描かせていただいたのは、小学校の児童と動物たち、水保小のオリジナルキャラクター4体が、すごろくのコマを一歩一歩、協力しながら進んでいくという内容です。オリジナルキャラクターの可愛らしさに合わせ、児童もディフォルメしたデザインにして、明るく楽し気な雰囲気に仕上げました。

完成まで、約7時間。お休みの日にご対応いただいた先生方、本当にありがとうございました。

水保小学校のみなさんに、驚きや黒板アートの面白さを感じて頂けていただら嬉しいです。

 

[福島民報新聞(4月16日付)に記事が掲載されました]

 

 

 

 

第23回 高校生デッサンコンクール最優秀賞&優秀賞受賞!

美術予備校のすいどーばた美術学院が主催する「第23回 高校生デッサンコンクール」において本校デザイン科学科3年FAコースに在籍する小林優里野さんが「最優秀賞」同じく鴫原明生さんが「優秀賞」を受賞しました!

 

デザイン科学科3年FAコース

小林優里野さんの作品

鴫原明生さんの作品