デザイン科学科より
第25回 卒展のお知らせ
デザイン科学科は、3年間美術やデザインに専心し、互いに切磋琢磨しながら一途に学び、考えながら制作に励んできました。
会場に展示する作品は、絵画、デザイン、実写やアニメーションによる映像作品や、CGアート、インスタレーションなど、多様なジャンルに渡ります。37名それぞれの表現の今を、ぜひご覧く下さい。
[展覧会名] 第25回 福島西高校デザイン科学科 卒業制作展 2021
[会 期] 2021年12月10日(金)〜12月13日(月) 9:00〜18:00 ※最終日~15:00
[場 所] コラッセふくしま 福島県福島市三河南町1番20号
(展示に関するお問い合わせは、福島西高校デザイン科学科まで)
▶その他
12月11日(土)13:00〜 「中学生のためのギャラリートーク」を実施いたします。
また、ギャラリートーク終了後5Fプレゼンテーションスペースにて「進学相談会」を実施したします。主に、デザイン科学科に興味関心のある中学生(1、2年生も歓迎)を対象に行います。ぜひご参加ください。
パソコン甲子園2021「いちまいの絵CG部門」優秀賞受賞!
全国の高校や高専の生徒が情報処理技術などを競う全国高校パソコンコンクール(パソコン甲子園2021)「いちまいの絵CG部門」においてデザイン科学科2年MAコースの生徒作品「好きな事、目一杯に」が優秀賞に選ばれました!
黒板アート甲子園2021‼︎ 入賞‼︎
全国の中学生、高校生を対象にした「黒板アート甲子園2021」メイン大会で、デザイン科学科の3年生が制作した「パラレルワールド」が入賞しました!
昨年度に引き続き2年連続の入賞となっており、生徒たちの頑張りが評価されてとても嬉しく思っております。
この作品は、デザイン科学科の3年生9人が立候補で集まり、春休みを利用して制作しました。眼鏡越しにドット柄の色鮮やかな世界が広がる作品となっており、何げなく過ぎていく日常に変化を求める願いが込められています。
杉妻小学校での黒板アートがお披露目されました!
出張!デザカ・黒板アートin杉妻小学校
11月3日に1年生6名がこっそりお邪魔し、一日かけて描かせていただきました。
この制作は、12日の創立記念日に、子どもたちへアートのプレゼントをしたいという
福島市立杉妻小学校の校長先生からのご依頼で実現しました。
●制作時間、約7時間半!
杉妻小学校のスクールキャラクターや、杉妻小に集うみなさんの主体性を表わす「たい」と一緒に「科学者」「サッカー選手「お花屋さん」など、あこがれの職業の服装の子どもたちが行進する姿を描くことで、子どもたちに、前を向いて明るく元気に過ごして欲しいという願いを込めました。
校長先生からのサプライズプレゼントは、子どもたちの目にどんなふうに映ったのでしょうか?
「たいむバック」を作ってみて下さい!
福島民報新聞に「情報ナビTime(たいむ)」という、毎週木曜発行の情報誌があります。
4月から「作って‼たいむバック」という企画が始まり
「見て、読んで、作って楽しめる新聞」をテーマに、新聞紙を利用したバック作りが紹介されています。
そこに、デザイン科学科2年生のデザインが登場していますので、ぜひ作ってみてください。
●10月14日号…2年MAコース
●11月11日号…2年VDコース
●(予定)12月9日号…2年FAコース
福島テルサでの「黒板アート」が完成しました。
VDコース2年 「出張!デザカin福島テルサ」
10月30日(土)、31日(日)の2日間、ライブ黒板アート制作を行いました。
10名で、約11時間かけて描き上げましたが、みんなで協力しながら
かわいい海の生き物たちを描くことができて、とても楽しかったです。
企画してくださった福島テルサのみなさま、ご来場いただいたみなさま
本当にありがとうございました!
●福島テルサ2階ホールに、11月28日(日)まで展示されていますので、ぜひご覧ください。
【2021年11月7日(日)福島民友・みんゆうジュニア情報局に記事が掲載されました】
デザカの日々2021④ 制作のようす
3年VDコース
12月の卒展に向けて、現在、卒業制作に取り組んでいます。
さまざまな学校行事が中止になってしまった学年だからこそ、
卒業制作では思いっきり表現活動に心を注いで、満足のいく作品にして欲しいと思っています。
1年生
「自画像」を制作しています。
事前に鉛筆デッサンで構造や構図について学習してから、キャンバスに描いています。
自分自身の「今」をしっかり見つめて、描き切って欲しいです。
黒板アート制作のため、出張します!
2年VDコース
「出張!デザカ・黒板アートin福島テルサ」のご案内
10月30日(土)、31日(日)の2日間、福島テルサ2Fロビーにおいて、公開・黒板アート制作を行います。
本番が近づく中、生徒たちは活発に意見を出し合いながら、準備と練習を進めています。
テーマは「海の中」。大きな黒板1枚、小さな黒板3枚、合計4枚の黒板を、10名で描きます。
感染防止対策、ということで入場制限がありますが、制作の様子をご覧いただける企画となっております。
多くのみなさんに会場においでいただければ嬉しいです。
詳しくは、福島テルサのチラシをご覧ください。
ワイナリ―見学会に参加しました♪
VDコース2年生
今年度の、新しい企業連携企画がスタートしました。
昨年度お世話になった(株)吾妻山麓醸造所さんに、今年度の2年生もお世話になり
「ふくしまシードル」2021のラベルデザインをさせていただきます。
今回、デザイン制作の準備としてワイナリー見学会に参加し
施設や取り組みについて説明を伺ってきました。
心地よいロケーション。いずれはショップやドッグランなども整備されるそうです。
醸造担当の方から丁寧に説明していただき、とても勉強になりました。
福島の復興と地域おこしの発信を理念として
ワイン造りだけでなく、様々な取り組みを検討されているそうです。
30年後の福島を元気にするために、私たちも責任を持って関わらせていただきたいと思っています。
エールポストのポスタープレゼンテーション
VDコース2年生
企業連携企画である「エールポストの活用促進のためのポスター」が完成し、プレゼンテーション会が実施されました。 この事業は、福島市出身の作曲家・古関裕而さんの功績や、手紙文化の継承など伝えるためのポスターとポストカードをデザインさせていただく、というものです。
●1学期中に、普通科の2年生とデザ科の1、3年生に協力してもらいアンケートを実施しました。その意見をもとに客観性を取り入れながら、11名が3つのグループに分かれ、アイディアをまとめていきました。また、古関裕而記念館を訪れたり、音楽をBGMに流しながら制作を行うなど、自分たち自身が古関裕而さんをもっと知り、その偉業を理解して制作することを意識して進めました。
●8月27日(金)、企業の方をお招きしてプレゼンテーション会が行われました。
「エールポストから」という共通コピーをタイトルにして、3つのグループが手描きで完成させたポスターは、どの作品も、懐かしさや優しさが感じられるデザインになったと思います。見ていただいた方々からも、お褒めの言葉をいただけたので良かったです。
ポスターは今後、株式会社 第一印刷さんのもとで印刷されます。また、ポスター原画展も開催予定であると伺っています。
次は、オリジナルポストカードの制作に入ります。こちらは個別デザインのため、11種類のポストカードが完成する予定ですので、楽しみにしていてください。
1年生、美大のオープンキャンパスに行ってきました
東北芸術工科大学・夏のオープンキャンパス
●7月31日(土) ●参加者 1年生 34名
東北芸工大は隣県にあり、学科やコースが多岐にわたっているため、1年生にとって、美術系大学がどのようなところかを知る上でとても分かりやすい大学です。コロナ禍のため完全予約制、感染防止対策も徹底された中で、充実した時間を過ごすことができ、進路希望を考えるうえで、貴重な機会となったと思います。
デザカの日々2021③
暑中お見舞い申し上げます。
7月19日(月)に1学期終業式が行われ、20日(火)から夏季課外が始まりました。
1,2年生は、午前中、国数英の課外を受け、午後から実技課外を受講しています。
3年生は、受験に向けた学習課外、実技課外を選択して受講しています。
夏の暑さに負けず、充実した時間を過ごしてほしいです。
●1年生の様子
はじめての油彩で、静物画に取り組んでいます。絵具の性質を知り、特徴を体感しながら、熱心に制作しています。
●VDコース2年生
エールポスト実行委員会と連携し、古関裕而とエールポスト、手紙文化の良さを伝えるための企画に取り組んでいます。
いよいよA1サイズのポスター制作に入ります!
●VDコース3年生
すでに受験の準備、卒制の試作がスタートしています。
この夏をしっかり乗り越え、余裕を持って秋を迎えて欲しいです。
学科説明会を開催しました。
デザイン科学科 学科説明会
ご参加いただいたみなさま、暑い中ではありましたが、本当にありがとうございました。
6月26日(土)13時より、中学3年生対象の学科説明会を実施しました。
予想を上回る参加人数となったため、当初の予定を変更し、新体育館を会場にさせていただきました。
約1時間かけて、デザイン科学科とはどのようなところか、どんなことを学んでいるのかなどを説明させていただきましたが、少しでもデザ科の雰囲気を感じ、関心を高めて頂けたなら幸いです。
●●7月30日(金)体験入学でお待ちしています!●●
1年生~福島県立美術館に行ってきました!
福島県立美術館鑑賞会 [ 6月5日(土)9:30~12:00]
●内装の工事を終えて5月に再開した県立美術館に行き、デザイン科学科の1年生みんなで企画展、常設展を観覧してきました。
学芸員の方から、美術館の見どころや観覧の注意点などをご説明をいただき、その後、集合時間まで自由に観覧しました。コロナ禍ということで、密集しないように気をつけながら、それぞれ気になる作品を模写したりメモをとったりしました。
自然豊かで、建築やインテリアも見どころ満載の美術館であるため、美術好きの仲間たちと一緒に、それぞれの楽しみ方をしながら過ごすことができ、有意義な時間になったと思います。
デザカの日々 - 2021② 各コースのようす
●6月26日(土)開催の 学科説明会(中学3年生のみ)、18日(金)まで参加受付中です!
FAコース
・6月5日(土)、東京の予備校主催デッサンコンクールに応募するため、2、3年生全員で自画像を描きました。
VDコース
・みんな、それぞれの実技課題に集中して取り組んでいます。
MAコース
・3年生が、学校案内ムービーを制作中。撮影や編集作業で忙しそうです。
聖火リレースタートイベントに出演した様子がご覧いただけます!
Jヴィレッジで3月25日(木)に開催された「東京2020オリンピック聖火リレーグランドスタート」における福島県パフォーマンスの様子が、県の公式YoutubeにUPされておりますので、ぜひご覧ください!
デザイン科学科24期生(2021年3月卒業)18名が制作に関わり、当日は10名が作品披露を行いました。
★作品は現在、本校で展示中です。
https://www.youtube.com/watch?v=9aoJczCfXuk&list=PLX7ij_QBlO5SOZL0s1S4aY4_pJHT7GJCG
デザカの日々 - 2021①
1年生(デザイン科学科27期生)
新しいことばかりの4月、疲れもあったと思いますが、家庭学習を毎日行い、美術の専門科目に対しても積極的に取り組むという姿が多く、予想以上に元気でタフなところが魅力的な学年です。
■素描(デッサン)の様子
造形活動全ての基礎となる専門科目です。構図、形態感、質感や色、空間を総合的に描き出す力を磨きます。また、集中して描く精神力や体力も必須。みんな頑張っています!
2年VD(ビジュアルデザイン)コース
コースに分かれて1か月。制作環境にもスムーズに慣れ、コースの課題に意欲的に取り組んでいます。
4月の始まりは静物デッサンを行い、現在は、構成の課題などを制作中です。
3年VDコース
卒業制作に向け、デザインについて調べたり、美大受験を想定した課題制作も本格化しています。
また、先日完成発表が行われた「ふくしまシードル」のラベルデザインについてラジオ局の取材があり、3名がインタビューにお答えしました。このような機会は、コンセプトを伝える勉強にもなるのでありがたいです。
■デザイン調べ・プレゼンテーションの様子
■エフエムポコさんの取材の様子 …5月12日(水)放送予定
ふくしまシードルラベルデザイン、完成しました!
VDコース3年生
昨年9月から今年1月まで制作させていただいた、吾妻山麓醸造所さんの「ふくしまシードル」のラベルデザインが完成し、発表会が行われました。
当初は、生徒12名それぞれが考案したデザインの中から、選考会を経て1点が選ばれる予定でしたが、コロナ禍で選考会が実施できなかったこともあり、その結果、提出した12点のデザインを全て商品にしていただきました。
各人、デザインコンセプトを立てて制作していますが、共通しているのは、ターゲットを想定して販売促進に貢献するためにデザインする、ということでした。この学習を通して、商品に使われるデザインの在り方について詳しく学ぶことができました。吾妻山麓醸造所のみなさま、関係のみなさまには、本当にお世話になりました。
20歳を過ぎた時、自分がデザインに関わったシードルを手にしてどう感じるのか、今から楽しみです。
商品POPのデザイン、納品完了!
VDコース3年生
4月17日(土)…昨年度末に制作し完成した、コンビニエンスストアの店内に掲示していただく商品POPの納品と設置作業に行きました。連携事業として3回目となりますが、例年と制作時期が違うため、いつもとは雰囲気の違うPOPになったのが印象的でした。設置後、お店の方から「かわいい」「明るくなったね」という感想をいただきました。デザインの力で商品の販売促進につなげる趣旨の作品であるため、お客さんの購買意欲に訴えかけながら、多くのみなさんに愛される存在になれば嬉しいです。
場所●セブンイレブン野田中央店
デザ科、東京2020聖火リレースタートを応援してきました!
聖火リレーグランドスタート・福島県オープニングパフォーマンスに出演しました!
▪日時:3月25日(木)8:30~
▪場所:Jヴィレッジ(双葉郡楢葉町)
▪出演:デザイン科学科3年生(2021年3月卒)10名
東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレースタート式典に先立ち
福島県が、東日本大震災からこれまでの支援に対する感謝を伝えるために、独自のパフォーマンスステージを行いました。
相馬野馬追いの口上と法螺貝、会津田島の太鼓、フラガール、南相馬市のマーチングバンドの演奏などが披露され本校デザイン科学科からは「希望と再生」をテーマに描いた2枚の絵画を紹介させていただきました。
緊張感あふれる会場ではありましたが、自分たちの作品を多くの方に見ていただける貴重な機会ということで、見やすく分かりやすいよう意識しながら本番のステージに臨み、無事に役目を終えることができました。
[作品解説]
「ツル」…幸福を意味するツルが太陽に向かって飛んでいく姿を描くことで、希望に向かって進む福島県をイメージしました。画面下の花は、希望を意味するトルコギキョウです。震災被災地である双葉郡浪江町で盛んに栽培される希望の花でもあり、この作品には福島の希望をたくさん詰め込みました。
「クジラ」…「復興」や「再生」の意味を持つクジラを主役に、躍動感をイメージして描きました。海から飛び上がるクジラの力強さを、復興していく被災地や、オリンピック選手のみなさんが活躍する姿と重ねています。
▶24日(水)17:00~20:00 パフォーマンスリハ、全体ランスルーリハ
裏で出番待ちをしている様子 立ち位置の確認
正面から。作品がよく映えていました!
▶25日(木)8:30~8:55 福島県オープニングパフォーマンス(セレモニーの前)
本番中…裏からの景色です 記念撮影…お疲れさまでした
[福島民報、福島民友に記事が掲載されました]